JICAが仕切る「天下り→ゼネコン→国民負担」の三角形
1. 「国際協力」の仮面
JICA(国際協力機構)。名前だけ聞くと「途上国のために汗を流す日本の誇り」みたいに思えますよね。パンフレットには笑顔の子どもや青い空が並び、「日本の技術で世界を救う」なんてコピーが躍る。
でも、その裏側はどうでしょうか。冷静に見れば「美談の皮をかぶった巨大な公金チューチュー装置」にしか見えません。
2. 天下り官僚の温床
まずは役員名簿を見れば一目瞭然。歴代総裁は外務省OBで固められ、理事も財務省や国交省出身がズラリ。
- 元総裁 田中明彦:外務省出身
- 元総裁 奥田紀宏:外務省アジア大洋州局長
- さらには顧問ポストに財務省OB、理事には国交省OB…
まさに「天下り御殿」。年収は2,000万円クラス。これが「国際協力」だって?笑わせます。
3. 公金の流れは誰の懐へ?
JICAの年間予算は約1.4兆円。そのカネはどこに消えるのか?
- 発注先はゼネコン・商社の常連組:三菱商事、伊藤忠、清水建設、大成建設…
- コンサルは「日本工営」「パシフィックコンサルタンツ」あたりに集中。
「ODAで途上国支援!」と聞こえはいいけど、実態は「官僚が仕切り、ゼネコンが受注し、国民がツケを払う」という利権の三角形。
4. 援助の“失敗例”は山ほど
「それでも現地の人が助かるならいいじゃないか」と思ったあなた。残念ですが現実は甘くない。
- スリランカ・ハンバントタ港:巨額の援助で建設されたが採算ゼロ、中国に99年リース。日本の関与も「無駄港湾建設」の一部と批判。
- ミャンマーのインフラ案件:軍政の資金源になりかねないと国際批判。それでも完全停止せず、ズルズル継続。
- アフリカ道路事業:数年で舗装がボロボロに。現地からは「日本の援助は持続しない」と失望の声。
「途上国のため」どころか、現地からすら見放される援助になっているのです。
5. 債務不履行=国民が尻拭い
JICAの円借款は「貸付」のはず。でも返せない国はザラ。財務省のデータでは3割超の国が債務不履行リスク。つまり返済不能になったら最終的に税金で穴埋め。
日本国民は「途上国を助ける善人」ではなく、「借金取りに泣かされるカモ」状態です。
6. 公金チューチューの三角形
まとめましょう。JICAの構造は単純明快。
- 官僚 → JICAに天下り、高給ポスト確保
- JICA → 巨額ODAを動かす
- ゼネコン・商社・コンサル → 発注受けて利益確保
- 国民 → 税金で負担、返済不能リスクを背負う
これが「国際協力」の正体です。もはやODAは途上国支援ではなく、国内利権のための吸血システムに堕しています。
結論
「ODAは日本の国益に資する」なんて言葉を真に受けるのはやめましょう。実態は「官僚とゼネコンのための公金チューチュー」。そのツケを払わされるのは、いつも我々国民です。
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