もう電話セールスは嫌だ!営業からの脱却

キャリア

毎日電話セールスするの嫌だ、そろそろセールスも飽きてきたな、営業から抜け出したい、と思っている方必見です。

個人の経験や人事査定、銀行の人事方針に違いがあるため、一概には言えませんが、営業から抜け出す方法として以下の方法があると考えられます。

私の同僚もこの方法で営業から抜け出し、新たなキャリアを開発した方も多くいらっしゃいます。ぜひご参考に検討してみてください

公募(キャリアチャレンジ制度)に手を挙げる

各銀行で定期的に本部部門や外部への教育的な派遣、新設される部門や役割に対して公募があります。公募内容が通知されても、自分には関係ないとか応募する勇気がなかったりしませんか。以前はそういった制度に手を挙げると、支店長から目をつけられ、人事評価を下げられたり、関係のない部門への異動を命じられるといったこともあったようですが、銀行も若手の退職者が増加したり、会社へのロイヤリティが減っている点を問題認識しておりますし、キャリアチャレンジ制度は人事部の施策ですので、人事部としても多くの人に応募してもらったほうがいいものになります。

各銀行で、年に一度はキャリアに関する面談や希望部署を記入する機会があると思いますが、そこで公募のある部門に興味があることについて、記入があるかどうかがポイントです。

自治体への出向や、IT部門、市場運用部門等の興味のある分野がある場合は、公募が出た際には手を挙げるのがよいでしょう。

リスキリング施策や副業施策に乗っかってみる。

最近、銀行ではリスキリング施策言う名の事務部門→営業部門や他部門→本部部門への配置換えを進めていると思います。

これは銀行がIT化を進める中で、余剰となる人員を稼げる部門や専門分野へ配置換えを進めようというものです。専門分野への配置換えを狙えば、営業部門からの脱却が可能です。

公募と同様に、こちらも人事部の施策ですので、手を挙げて損することはないです。むしろ人事部としては、「リスキリング施策応募〇人」と銀行内外へアピールできるので、興味のある人はぜひ手を挙げてください。リスキリング施策を掲げているわけですから、研修などの教育的な面も公募と比較して充実している点がポイントです。公募ですと、いきなりジョブローテーションで実践配備というケースもありますが、リスキリングであれば、ある程度お勉強の時間をいただけるようです。

また、最近では副業施策もあるようです。私が働いていたころの銀行では副業なんて、、、というイメージでしたが、流行り!ということもあって各銀行の人事部が始めているようです。ただ銀行で働く多くの人が保守的ですから、副業なんてやる人はほとんどいません。

そんな中で、自分が得意なことや興味のある点を押し出し、副業として始めれば、本部への異動が可能でしょう。

横浜銀行では、クックパッドで副業なんて言う例もあるようです。

クックパッドで週1勤務、私が地銀の起爆剤に: 日本経済新聞 (nikkei.com)

メガバンクの若手行員がデジタル企業で副業するというケースも聞いたことがあります。

資格を取得する

資格を取得し、やる気と専門知識をアピールすることで本部への異動が可能です。

過去の王道としては、証券アナリストを取得して市場運用部門へ異動するというのが鉄板でした。最近は、ITに関連する資格について、銀行人事で評価することが多くなったいるようで、行内でレアなITに関する資格を取得するのがよいでしょう。参考にIT資格の難易度ランキングを載せます。

難易度と銀行内の評価を見ながら、お手頃な資格を探してみてください。

退職する

前向きにこれがやりたい!という場合はぜひ退職をおすすめしますが、なんとなく営業は嫌だけど、何をやっていいのかわからないという状態で退職しても、なかなか次の仕事で専門職につくことはレアです。若手でよほど学生時代に何か専門的な能力を発揮していたということがなければ、マーケティングやIT、市場運用といった専門職への転職は難しいでしょう。

まとめ

個人の能力やキャリア、銀行の人事戦略もあるので、一概には言えませんが、上記の方法での営業からの脱却を狙ってみてください。

一番は自分が何を目指し、何をやりたいかを明確にし、そこに向かってチャレンジすることです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました